2006-10-30から1日間の記事一覧

『ラギッド・ガール』その12

「魔述師」について(その3) で、なんでチェコっぽい舞台にしたかというと、この国が紀元前からの長い「人形劇」の歴史をもっているからです*1。その点で、モーリス・コンヒスを移入する素地がある、と判断しました。 ハプスブルク家の傘下に長く組み込ま…

『ラギッド・ガール』その11

「魔述師」について(その2) 本作について自慢できることがひとつあるとしたら、それは 『地球の歩き方 チェコ ポーランド スロヴァキア』1冊だけでこの中篇を書いた、と言うこと。 どうです凄いでしょう。(あっ、軽蔑の眼差しが痛いっ)