2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スタニスワフ・レム死す

先人が書いたSF小説は、現役作家の(そして読者の)共有の資産、という感覚があるわけです。 それは主流文学やほかのジャンル小説ともちょっと違って、たとえば自然科学の論文や紀要のような、そんな感覚です。だれかがひとたび切り開いた領域から、後続の…

おしえてください

キリンが発売したNUDAという飲料。あれは、あの「微発砲サプリ」と互換的なのでしょうか? タイミングが合わなくて、なかなか味わう機会に恵まれません。

近況

なんか腰が痛いなあ……。というか痛くなる手前の不穏な気配というか。冬のあいだぜんぜん身体を動かさなかったので、調子が悪くなっているのでしょう。 松江市内に知り合いがコミック書店+α「コミサイト」をオープンしたので見物に行きました。スタッフのみ…

『デス博士の島その他の物語 (未来の文学)』(ジーン・ウルフ)

やっと読了。いや、肩が凝った……。 いちど斜め読みしただけですが、あまりにハイレベルでぜんぜん歯が立ちません。人の本を読むのは苦手なんだよなあ。さいきんもてなしのいい本しか読んでいないし。 しかしこれだけ多様な読みを許す本だと、いくらどう感想…

レシーバ

SF大賞受賞+重版記念で、奥さんの人に見せられないものを、買いました。 スコットランドのLINNというメーカーが作っているレシーバで「CLASSIK MUSIC」といいます(Kはスペルミスではありません)。CDプレイヤとプリメインアンプ、チューナーが一体に…

重版!

『象られた力』が重版されています。 「読みたい!」「星雲賞」「SF大賞」と踏み台を三つ重ねてもらって、ようやく届いた……。 お恥ずかしいほどの部数ですが、でもうれしいなあ。 ばかすかじゃんじゃん売れて、版元に恩返しできればよいのですが、なかなか…

ショック!

Macminiのインテル化はいいのですが、こっちはPowerPC版は廃番になったんですね。 しかも価格が2万円くらいアップしているなあ。周辺機器が使えるかどうかも不安だなあ。 でもむかし68000系の最後の頃に買って(パイオニアが出していた互換機ですよ)、痛い…

帰ってきました。

やー、くたびれたけどたのしくてうれしくて面白かったです。 みなさんどうもありがとうございました。ごあいさつできなかった方、ごめんなさい。 疲れと花粉症っぽくて頭が回りません。もろもろはまた、あとから記録したいと思います。 しかし島と東京は落差…

おわり

トロフィーと賞状、巨大な花束を抱えてホテルに戻り、ベッドに潜り込んだのは二時を回っていました。 こんなに賑やかな夜ははじめてでした。 みなさん、どうもありがとうございました。 そうそう、この日、飛は日本SF作家クラブに入会しました。 新参者で…

三次会

三次会はもうばらばら。飛のついたテーブルは神林長平氏、野阿梓氏、嶋田洋一氏とわりと実作系、背後のテーブルは巽氏、小谷氏、東浩紀氏、横道氏の評論系。 神林氏と野阿氏がなんだかたくさんお話されていていましたが、飛はもうくたくたでほとんど覚えてい…

二次会

東野司氏の奥様とお喋りをしながら二次会場へ。たしか有楽町のHMVが入っているビルのそば? なんかもうよく分かりません。 受賞者テーブルにはなんだか人が寄りつかず、後のほうで参加してきた、大森望、三村美衣、小浜徹也、香月祥宏各氏らに声をかけて…

パーティー

とても書ききれないほど多くの人にお祝いのことばをかけていただきました。 さすがに小松左京氏が来られたときには緊張。なんと受賞を寿ぐ歌を頂戴しました*1。ケータイでツーショットを撮らせてもらったのですが、あわてていて保存していませんでした! な…

贈賞式

てみじかに。 トロフィーを前回の受賞者の押井守氏から受け取りました。わー押井さんだ(初対面)。 表彰状をSF作家クラブ会長に就任された谷甲州氏から受け取りました。わー谷さんだ(初対面)。 賞金目録を徳間書店の社長さんから受け取りました。わー社…

控え室

徳間書店のK氏にエスコートされて控え室に入ると、飛が一番乗り。ここは三賞の受賞者、各賞の選考委員、徳間書店の方々の待機場所。次々入ってこられるみなさんに、ごあいさつ。 ここK氏に「SFJ」と三賞の小冊子などを渡されました。びっくりしたのはつ…

この日のおおまかな流れ

午後5時前に東京會舘に着いて、控え室で待機。 午後6時から徳間三賞(大藪春彦賞、日本SF大賞、日本SF新人賞)の贈賞式がスタート。 お開きになったあとで二次会。 お開きになったあとで三次会。 以下、すこしくわしく。

東京行き

みなさんにお祈りしてもらった甲斐あって、高速船はぶじ島を出ました。飛は結局ヒコーキ(35人乗りのプロペラ機)を使いましたが(笑)。そのあと飛行場から松江市内に移動し、家族をピックアップして夜行列車に乗車。惜しくもこの春廃止になる「出雲号」で…

iPodHi-fi

なんか微妙。 ていうか欲しくないです。 上にぴこっと生えているiPodが筐体のデザインにとけていないような。 もしかしたら、iPodではないもののためにデザインされたプロダクトなのでは、という疑問が頭をよぎります。 ま、音も聴いていないのに、あれこれ…

「星窓remixed version」

「SFJapan2006SPRING」に掲載されます。約50枚。一般書店での発売は、8日(水)以降となるそうです。 以前書いたとおり旧作「星窓」の改稿版。掲載にあたっては、本作の背景について小さなコラムを同誌に書いていますが、スペースが足りなか…

東京にいってきます

3月3日は日本SF大賞の贈賞式です。松江発の夜行列車に乗るためには、島を8時半に出る船に乗らないといけません。 老母、奥さんの人、ムスメの人を引率して上京。前記3人も式場につれていきますが、SF濃度ゼロの方々ですので、会場にいらっしゃるみなさん…