『グラン・ヴァカンス』文庫版カヴァー
装画は塩田雅紀氏です。
ポール・オースターの『偶然の音楽』『リヴァイアサン』、スティーヴン・ミルハウザー『マーティン・ドレスラーの夢』などでおなじみ。あのベストセラー『白い犬とワルツを』もご覧になったことがあるでしょう。
いま飛のMacBookのデスクトップにはこのイラストが掲げてありますけれども(レイアウトの意見を求められたとき見せてもらった画像)、素晴らしい出来。
雑駁な感想で申し訳ないですが、塩田氏の絵画には時間の静止した感覚が感じられます。それが『グラン・ヴァカンス』にはぴったりだと思いました。空と海、砂地の色がとても精妙に選ばれています。
発売は9月22日。飛も現物を見るのが楽しみです(本文は除く)。