日本SF大賞

同じ日に授賞式の案内状と、選評のゲラ(「SFJapan」の今度の号に載ります)が届きました。
授賞式にはたぶん出られないなあ。受賞者にはぜひ感謝のことばをお伝えしたかったのですが、残念! 田舎住まいはこういうところで割を食いますね。
選評は、読み返してみて言いつくせていないところが多いです。
選考委員といっても、飛の場合本読みとしての力量なんてたかが知れているわけで、自分なりにその作品をどう読んだか、不満も含めて誠実に書きとめるしかありませんでした。作者は心外に思われたり激怒するかも(じぶんだったらそうなります)、と思いつつ、呻吟しながら、一所懸命書きました。ほかのだれより、作者の(とりわけ受賞者以外の)方々に読まれることを念頭に置きつつ。
……おお、そういえばすっかり忘れていましたが『ラギッド・ガール』も候補だったのであった! ほかの委員の選評を読むのが、たのしみ、たのしみ。