格言?

子供を育てるのには愛情が必要とか忍耐が必要とか言いますが、育ててみてわかったのは、子供が親から奪うのはつまるところ「時間」だということ。子供は「愛情」をくれといっているわけではなく、とにかく「お前の時間をこっちによこせ」と親(や養育する者)に要求する存在なのだと思います。(ここでは経済的負担=お金も時間に換算できるものとして考えています。)
親や大人は「時間」をどんどこ奪われちゃうので、「愛」や「忍耐」がなきゃとてもやってらんない。ということでしかないのでは。
以前に較べて親も忙しくなっているし、やりたいことは多いしで、親と子の時間の奪い合いのストレスが高まっているんでしょう。持ち時間の100%を自分のためだけに使うことに慣れた人にとっては、これは苦しいと思うよ。「命の大切さ」もいいのですが、自分の時間を他人に分け与えるということも場合によってはあるのだな、と認識するための訓練(ないし体験)が必要かと思います。

以上ふたつの記事を12日の日記から移しました。