2005-01-01から1年間の記事一覧

わりと私語(同窓会というかお祝いの会)

いま0:20。さきほど帰宅しました。 仕事納めの28日は、久方ぶりに天気の良いおだやかな天候。時節柄、船はぎゅうぎゅうの満員でしたがぶじに身体をよこたえるスペースを確保して*1帰宅できました。 あけて本日は、夕刻から松江駅南口のホテルα1内の居酒屋…

「キング・コング」(ピーター・ジャクソン)

えーと最初のが「キング・コング」、ラウレンティス版が「キングコング」、今回が「キング・コング」ということでよろしいのでしょうか? 33年版の表記もナカグロがあったりなかったりするようですけれども。 最初1時間を超えたところでおしっこがしたくなっ…

「現代SF1500冊 回天編 1996‐2005」(大森望)

30年にわたるブックレビュー、月評を二巻本にまとめた下巻。命がけの出版? 「オマケにつけるはずだった各種の四方山話原稿」が読みたいなあ。 大森評はとにかく簡にして要を得たキャッチフレーズの貼り付け方が抜群のセンスだなあとほとほと感心。語りおろ…

ご報告

見せました。 奥さんの人と娘にFlash「はやぶさ、帰ってこい…」を。 さて、きょうはすばらしすぎる大雪。娘と夕ごはんの買い物に出かけました。娘が雪玉を作って放り投げ、そのあと飛に毛糸の手袋を見せて、「さんぷる……」。手袋にはちいさな雪のつぶつぶが…

そのつづき

聴きおわりました。すげえ……。第7でこんなに興奮したのはカルロス・クライバー以来です。あの魔魅とは全然別ものですけど。こっちはずっとすこやかでとても気持ちが良い。性善説のベートーヴェン。 いまアンコール中。楽器も楽員もホールもぽっかぽかにあた…

マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団

NHKーBS2の録画を視聴中。メインプログラムであるベートーヴェン「交響曲7番」の第1楽章まで聴いて、ひとやすみ。いや、素晴らしい。克明の一語に尽きる指揮ぶり。その克明さによって厚く、輝かしく、重心のきまったオーケストラの響きを堪能できます。たとえ…

トレヴェニアン死去

新weird world経由で知りました。 名品『バスク、真夏の死 (角川文庫)』は『グラン・ヴァカンス』を書くとき頭の片隅に置いておいた作品でした。 いろいろと更新が滞っておりますが、感謝の気持ちを込めて書きとめます。

『サイエンスZERO』(小惑星探査機はやぶさ最新情報)

88万人の中には、うちの奥さんの人や娘(8歳)の名前も入っているのですが、いまいち父ちゃんだけが盛り上がっている我が家。ところが上記番組を娘に見せたところ、さすがにちょっと反応が。 やはりここはひとつ「はやぶさ、帰って来い…」*1を見せるべきか……

謝恩企画(その2)

で、死に物ぐるいで改稿版を送りおえたのが、7月27日。ここからが本番でした(笑)。 中篇集に盛り込んだほかの三作のゲラをやりとりしながら(こっちでも「デュオ」を中心にバグつぶしをさんざんやりましたが)、S氏からメール、一次ゲラへの疑問点書き込…

謝恩企画

以下に公開するのは、「象られた力」改稿版の制作に際して、飛が文庫編集者S氏に送付したメールの一部です。 というわけで以下の記事は同作のネタを底の底まで割っております。(謝恩企画ですから。)自己責任でお読みください。あと整形がちょっと読みにく…

お知らせ

『象られた力』(ハヤカワ文庫JA)が日本SF大賞を受賞しました。 日本SF大賞は、SFを書く者の憧れであり目標であって、身に余る光栄と受けとめています。 銓衡に当たられた諸先生をはじめ、賞の運営に携わられた皆様、拙著を手に取りお読みいただい…

ジョン・ファウルズが亡くなった。

とある方に教えていただきました。ああ〜。 『魔術師』を読んだのはかれこれ二十五年近く前のことになるでしょうか。筋書きはもうすっかり忘れましたが、それでもこの本が、飛のオールタイム・ベストです。(SFに非ず。念の為。) 何度となくあの鮮烈きわ…

勘弁してくれよ。

いろんな意味で、あきれました。

近況

風邪を引いてふらふらになったり、よせばいいのに新作短篇を書きはじめたりで、こちらをずっと更新できないでいました。笹本祐一氏と手を取り合って巨大ケーキに入刀したり、フレッシュなまさに野菜としてのあじわいを感じさせる「トマト味の金平糖」の食味…

ボランティア

きょうは文化の日でお休み。職場に案内があったので、町内の障害者の通所作業所でひらかれた福祉まつりに出かけ、模擬店の手伝いをやって来ました。 担当は輪投げ屋さん。眼鏡っ娘高校生とコンビを組ませてもらいました(笑)。 店じまい一時間前にバーゲン…

雲魂

恒例のイベントに、今年も参加します。 今回は会場が変わって、斐川町の四季荘に。 参加される皆さん、11月5日にお会いしましょう。

Amazonにて

何の気なしに、『ディアスポラ』のページを見ていたら、 この商品に興味がある人は、こんな商品にも興味をもっています20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争河出文庫 グレッグ イーガン (著), その他 万物理論創元SF文庫 グレッグ・イーガン (著), 山岸 真 (翻…

「海へ」(高木綾子、福田進一)

このアルバムのナンバーをメインに据えた高木氏と福田氏のコンサートが、12月に松江で開催されます。その予習を兼ねて(でもまだチケットを買っていない。)買いました。ピアソラの「タンゴの歴史」、武満の「海へ」を二本柱にしてラテン系の小品をちりば…

『海辺のカフカ (上) (新潮文庫)』『海辺のカフカ (下) (新潮文庫)』(村上春樹)

いまごろ読みました。 主人公が15歳にしては現実離れしているという感想があったようですが、「世界でいちばんタフな十五歳」という大胆な肩書きというか形容がついている時点でこの人物は多少なりとも神話化されているわけで、そんな文句を言ってもはじま…

『ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)』(桜庭一樹)

(いつものことながら、「人の本」カテゴリでは作品のプロフィルやストーリーはほとんど紹介しません。読了した人に仕様を最適化しております。ご寛恕くだされ。) この作者の本を読むのは恥ずかしながら初めて。第一章の文体を飲みくだすのに、さいしょのう…

人間ドック前夜

なのですが、ばたばたしていて夕食を食べ終えたのが8時半頃でした。胃カメラ、大丈夫かな。 ちなみに一昨年、自宅近くのクリニックで鼻腔鏡をためしてみました。鼻から食道にファイバーを通すのです。奥さんの人とかは「鼻の方がずっと楽だった」と言ってま…

『ウロボロスの波動 (ハヤカワ文庫 JA)』(林譲治)

Jコレクション新刊『ストリンガーの沈黙』刊行を間近に控えた著者から(いいなあ……)いただきました。ありがとうございました。 緒形剛志氏のカバーイラストと聞いて親本とはがらっと変わった雰囲気になるかなと思いましたが、厚めの彩色と塗りこめた質感が…

腕をふりまわす

小学生の飛は、ちょっと知られていました。登下校に奇妙な行動をしていたので。 客観的に観察すると、両手をせわしなくかちゃかちゃと振り回しながら、口ではぶつぶつとわけのわからないことをつぶやいてる……というぐあい。この奇行は登下校のあいだじゅう、…

「ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)」(グレッグ・イーガン)

その郵便物の中に、この本がありました。訳者の山岸真氏にご恵贈いただいたもの。ありがとうございました。 30世紀の宇宙進出計画《ディアスポラ(離散)》! イーガン版「宇宙船ビーグル号」! 大森望氏による解説の最後の決めぜりふもご一読あれ。うーん、…

帰宅

島に帰ってきました。メールボックス(リアルの方)はぎゅうぎゅう詰め。

「働きマン(1) (モーニング KC)」(安野モヨコ)

いまごろ読みはじめました。 本作品について予備知識はほとんどなかったので、主人公(松方弘子)をはじめ、主要登場人物の姓名が軒並み東映(だけじゃないけど)の俳優名のもじりになっているのに気づいたのは三回目を読み終わったあたりでした。

去る9月15日早朝、父が逝去しました。 本日までお知らせができなかったことをお詫びするとともに、葬儀に際しまして丁重なるご弔慰、ご香資を賜りました皆様には改めて御礼申し上げます。 初七日法要も終え、遺族は落ち着きを少しずつ取り戻しております。 …

近況

台風14号が、わが島の上を踏んづけて通るコースをとったため、6日の夜から職場は警戒体制に。飛も待機要員で一泊しました。(会議チェアを一列に並べてその上で仮眠。なお、頭部のみOAチェアの座面に。) 島までの交通はすべて〈大途絶〉(笑)。スーパーか…

iPod nano

ほえ〜、いいじゃん。でも飛のiBookはUSB1.1なんだもんね。使えないのであった。このエントリが[物欲]カテゴリでないのはそういうわけです。 負け惜しみじゃないけどこのあいだ愛機をながめていて、ほんときれいなプロダクトだなあと思ったり。三年半も前に…

近況

台風の影響で島行きの船はだいぶ揺れました。つかれた。 外では虫の声がにぎやか。風もあんまりありません。秋だなあ。 なんだかんだいろいろあるので、日記の更新しにくかったりします。 間があくかもしれませんが、お許しを。 小説の方はぼちぼち進んでい…