2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「S-Fマガジン 2010年 02月号 [雑誌]」(SFマガジン編集部)

「零號琴」の連載がはじまっています。おっかしいなあ……。こんなことになるはずではなかったのだが。 ええと「ラギッド・ガール」以降、とんがり系の作品ばかり書いていてあたまが眼精疲労になってしまったので、本作はいろいろゆるい作りになっています。あ…

「文学拡張マニュアル ゼロ年代を超えるためのブックガイド」(佐々木敦)

「スタジオボイス」誌に連載されていた文芸誌時評「絶対安全時評」をまとめた第一部、「インビテーション」誌のコラムをベースにし広義のエンタテインメントを対象とした第二部、「現代詩手帖」誌の時評などを集めた第三部からなる批評系の書物。 『ラギッド…

「Sync Future」(SFマガジン編集部)

この本については、こちらもご覧ください。 日本SF作家の25作品をイラストレーター、アニメスタッフらがヴィジュアライズしたアートブック。当然値が張りますが、しかしこれは「完全オリジナルの画集」という贅沢品ですから、むしろ安いくらいでしょう。…

『NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫 お 20-1 書き下ろし日本SFコレクション)』(大森望責任編集)

飛の今年の最高傑作「自生の夢」が掲載されています。(今年はこれ以外には、完結した作品は発表していないので・・・^^;)たしか3月に依頼を受けて、書き上がったのは8月終わり。「零號琴」と並行ということもあって本当につかれました。 そのほかのラインナ…

近況

そういうわけで、とうとうtwitterにはまってしまったわけですが、年末にかけて関連出版がいろいろありましたので、お知らせしていなかったものも含めて、ここでまとめてご紹介いたします。(以下、便宜的に「飛の本」カテゴリにしていますがもちろん単著では…

お知らせ

はい、そういうわけで、「零號琴」は連載ということに相成りました。だいたい半年くらいでさくっと終わる予定。(もともと中篇として構想したのにな・・・) あとですね、『ラギッド・ガール』ですが、2月に文庫になります。お待ちどうさま。 しかし、お待ちど…

日本SF大賞選考会

あしたの午後開催されます。今日の夕方に上京する予定。 去年もやりましたが、身を引き締める意味もこめて、飛の昨年の選評を再掲。 もうね、作者の人に張り倒されそうなことばかり書いています。 『電脳コイル』が首位、僅差で『Boy’s Surface』、やや離れ…

「NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫 お 20-1 書き下ろし日本SFコレクション)」

いよいよ発進しました。当面年2回刊行をもくろむらしいです。編集後記には「2」以降の執筆陣も予告されていて、おお!という感じ。 以下、収録作とその紹介文。 飛の「自生の夢」は、もちろん水見稜「野生の夢」へのトリビュートとしても読める一品。百枚…

予告:「SFマガジン2月号」

12月2日未明に脱稿したばかりの新作「零號琴」(れいごうきん)が掲載されます。 「象られた力」の舞台を「呪界のほとり」のキャラクタが動きまわり、テーマはすこし「夜と泥の」、という感じでお考えいただければよろしいかと。遠未来超技術世界。「SFごっ…

はっとく。 http://twitter.com/Anna_Kaski