MacBook

 『グラン・ヴァカンス』の推敲のためにiBookを購入したのが2002年の4月(娘のお年玉をちょこっと借りたりして(笑))。パームレスとの高熱とも仲良くなりつつ、『象られた力』の改稿、〈廃園の天使〉中編群の執筆、そしてこのweb録と、いままでに買ったどのコンピュータよりもよく使いました。
 そして今日、MacBookが我が家に到着しました。発売時に仕様を見て、うんこれはすごい! とびっくり。たくみにコスト要因を刈り込んでいるのでしょうが、それでもなんか本気ぐあいが、こう、ぐぐぐっと伝わってきて、気がついたときには〈購入〉をぽちっとしていました。
 色は白。CPUはCoreDuo 2GHz。メモリは512×2、ハードディスクを80GにBTO
 あいかわらずの洒落たパッケージを開くと、さしものiBookをもしのぐコスメティック。さっそくセットアップにかかるも、旧iBookの設定、アプリケーション、データはすべて、ケーブル1本で魔法のように移転完了。ワイドな画面は使い勝手よし。トラックパッドのかしこさはしみじみすばらしい*1。本体を閉じ、ディスプレイとキーボードをつないでデスクトップマシンとして使うこともできます。無線LANBluetoothもFrontRow(これ結構楽しい)もついているし、Appleが提供するBootCamp(β版)を入手すれば、ばりばりのウィンドウズマシンとしても使用可能。
 そしてなにより、素晴らしく早い!(iBookG3 600MHz比)それに手元の部分はそんなに熱くありませんなりませんよ。発熱の大きいパーツはキーボードの下からヒンジにかけての部分に配置してあるようです。
 ああすばらしい。
 あとは小説を書くだけなのですが……。
 ……。
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*1:指1本でさするとマウスポインタが動き、2本でさするとポインタのあるウィンドウをスクロールするのです。