GWのお昼にお寿司を食べた話。

島根県雲南市(旧三刀屋町)には飛の先輩SF作家である石飛卓美氏(以下石飛さん)が住んでおられます。このGWに、石飛さん家にやってきた数名が、この日、松江市内に出てくるというので、市内のお寿司屋で合流してお昼を食べました。彼らは島根にやって来るたびに、そこでお寿司を食べているとのこと。
市内といってもけっこう町はずれ、閑静な住宅地の中です。よくこんなお店知っているなあ……という感じ。
四人がカウンターに並んで、おつまみと握りのコースを食べました(ただしお酒は抜き)。
お手製の胡麻豆腐。イシガレイの薄造り(縁側と肝つき)はポン酢で。淡味ながら実においしい。お椀種の?薯は海老と筍で、とても大きくて、かじりつく、という感じ。軽く揚げた擂り身のなかに、ぷりぷりの海老が忍ばせてあります。そのあとは握りに移って、鯒、穴子、鯵、イカ、平目、カッパ巻、大きな貝柱。全員、満足。お勘定は3,000円でした。
家族のおみやげに、太巻き(上)とバッテラを包んでもらいました。この太巻き穴子と海老、卵焼きがたっぷり入っていておいしかったです。
その後、酒屋へ寄って純米酒を一瓶入手。さらに某所で地元の茶舗の方といろいろお話したりしたあと、解散。
良いお天気で、いろいろおしゃべりもできて、良い休日になりました。
ときにそのお寿司屋さんは「和寿司」さんといって、じつは飛の実家のわりと近所。よく出前や仕出しを食べていました。
いちばん記憶に残っているのは、おととし父親が亡くなった直後に出前してもらったお稲荷と海苔巻きの皿盛りです。油揚げは裏返し、海苔巻きは青菜とかんぴょう、高野豆腐でした。不謹慎ながら、おいしい、と感じたものでしたっけ。