iPod touch

発表日のあけて夕方、帰宅してからついポチと。
パッケージは例によって非常に洗練されています。箱の素材は厚みがあって宝飾品か高級チョコレートを連想させるもの。蓋をとると箱と同じ大きさの薄いトレイにtouchがぴったり収まっています。その下に、ごく簡易なドキュメントを収めた黒い封筒。一番底はイアホンやUSBケーブルを入れた白い袋。もうCD-ROMなどは入っていません。
これまでの5Gと比べ、やや長辺方向に大きく、かなり薄い。液晶は非常に拡がった、という印象。手に持ったときの重さ感はわりとあります。
スイッチ類はふたつだけ。液晶の脇のボタンは、メインメニューに復帰させるためのもの。イアホンジャックと反対側にあるのは電源スイッチ。(←訂正。これ、どうやらロックスイッチでした。)これまであったロックボタンはソフトウェアに移行しています。音楽を聴きはじめてしばらくすると画面はブラックアウトしてロックがかかる仕様。
画質の評価などはいつかまた機会があれば。とりあえず楽曲名の表示などじつに精細です。
指先によるスクロールの動きは、指をひゃっとすべらせると勢いよく加速しだんだん減速したり、端にいきあたるとバウンスしたりと、まさにAppleらしさ横溢の素晴らしい出来映え。こうした動きによってしだいに使い手のほうが調教されていく、という印象。これがいわゆるひとつのアフォーダンスかも。
16Gの容量はもちろん十分ではありません。ユーザが使用可能なのは本機の場合、14.8G。まあその中でどう工面するかに楽しみを見いだすのがとりあえず正解でしょう。