名言をメモ
野尻ボード経由で。
マツドサイエンティスト・研究日誌【人類は宇宙へ飛び出そう まずは小惑星から】 第5章
筆者の野田篤司氏はJAXAの宇宙機エンジニアとして著名。
だけど、悪いが、期待は裏切らせてもらう。
小惑星の開拓に使う宇宙船は、見るも無残な「ローテク宇宙船」なのである。「自己増殖」と聞くと、SFならナノマシンとかの怪しげな名前のオーバーテクノロジーで「実現」するのが常套手段だ。だが、難しい技術を、より難しい技術で「実現」するのは、「実現」じゃなくて「誤魔化し」に過ぎない。
本当に実現させたいなら「難しい技術」を「簡単な技術の組合せ」にしないといけない。
んでもって、
ここで、私は大胆にも『小惑星開拓宇宙船は 19世紀のテクノロジー』で作ると言ったら、どうだろう。
少なくとも推進システムは『19世紀のテクノロジー』だと言ったら。
このあとはリンクさきをどうぞ。いやもう吃驚しました。
前後のエントリをまだ良く読んでいませんが、とりあえず上記引用部分に感動したので。
「誤魔化し」をやるかどうかで、ハードSFとただの本格SFの線引きができるような気もします(といったらハードSFに酷かな)。