SecondLifeその後

日経トレンディネットに、渡邉英徳氏と飛のコラボレーション*1のようすが紹介されました
綺麗なリゾート写真とアヴァターが似合っていないような似合っているような、面白い感じです。飛の小説についても良い具合に紹介していただきました。
仮想空間の建築にどのような形を与えるかは悩ましいところです。物理世界では建物=ストラクチャであることそのものが最大の「機能」であるのに(つまり「空間に外部と内部を設ける」とか「二階、三階を作って空間を立体利用できるように加工する」とか)、仮想空間ではそれは必ずしも必要ではない。
こうなると建築家ってのはああいう人種ですから、躯体のない、それ以外の機能がむき出しになった空間をつくって「これが建築だ」という。
でもそれってどこかで「建築」でなくなるような気がするんですよね。
ってなことを半月くらい前に、東京のホテルのロビーで渡邉英徳氏とお話ししました。上の「これが建築だ」にしても、渡邉さん苦笑しながらも「それ当然」という感じで面白い。やはり確信的なのですね。ホテル・シジックのロビーの話なんかもしたりして、いろいろ面白かったです。日経BP島での建築デモの今後の展開についても、お話を伺いました。
そうそう、上記の記事でも報じられているとおり、この建築デモ「FILE2008」で入賞しました。渡邉さん、関係者の皆さんおめでとうございました。

*1:と言っても、飛はニ、三行の思いつきを書いただけ。