「ベルナール・フォコン作品集」(トレヴィル)

復刊.comで交渉開始が決定したみたいですね。フランスの写真家。どういう写真を撮る人か知りたい人は、ここへ。
『グラン・ヴァカンス』ISBN:415208443Xとき*1に、島根県立美術館でひらかれた展覧会でフォコンの写真を初めて観て、あんまり拙作のイメージにぴったりなので驚きました。*2
この展覧会ではまた、フォコン本人が講演をしました。なにを話したのかはもう覚えていませんが、写真はぜったいに撮らないでということでしたね。「そのかわりにじぶんの写真を持ってきたので」ということで人形たちと写っている若い頃の写真が掲示されていました(その写真なら撮ってもいい、ということだったと記憶しています)。やっぱり変な人かも。凄くハンサムでしたよ。Powerbookを使っていらっしゃいました。
画像は2004年の春、幸運にも同美術館のミュージアムショップで売りに出されていたみだしの本。なんとフォコン本人のサインが入っています! 見つけたときは逆上しました。
じつはこのとき『夏休み』(原書Les Grandes Vacancesだと思います)のサイン本も売りに出ていたようなのですが、一足先になくなっていました。いやもう残念無念。売価は25,000円!でしたが、きっと買っていたと思います。まだ「夏休み」の全体を見たことがないので。

それでけっきょく何が言いたいかというと、ただの自慢です。
いいでしょう?>復刊を待ち望んでいる人たち。

*1:まだ早川書房にお見せしていない段階でした。

*2:そのへんのことはここでおはなししています。