解せないノイズ
CLASSIKはもう七,八年くらいずうっと欲しかった機械なので、ようやく我が家に迎え入れることができてうれしい。それはいいんですが、以前書いたように、ちょっと解せないノイズを感じていました。
長年愛用のヘッドホンソニーのMDR-CD3000を前面のヘッドホン端子に差して聴いていると、小さく「シシシシ……」という音が聞こえてくることがあるのです。クラシックを好んで聴くのですが、ひとつの楽章の途中でも無音の部分や非常に弱い音しか鳴らない箇所がけっこうあったりするので、このノイズには困っていました。ボリュームの大小とは関係なし。また、ソースをCDにした時だけこれが聴き取れるのです。
けっきょくLINN JAPANに機体とヘッドホンを送ってチェックしてもらいました。
いろいろと調べてもらってわかったのは、高能率のヘッドホンを使用した時にこのようなノイズが出る例がある、ということ。とりあえずなすすべはないらしい。
CLASSIKの音質自体は気に入っているし、CD3000とは長いつきあいでしたがそろそろ限界も感じていたので、それではヘッドホンを新調してみようかと思いつつ、今回の上京にあわせて低能率のヘッドホンをいくつか試聴してみることにしました。
ここでつけくわえておくと、LINN社の対応は非常に誠実で、原因究明のためスコットランドの本社スタッフとディスカッションしてくれましたし、機体を返してもらったあともいろいろ周辺情報の報告をもらっています。
通販で購入したのですが、ここまで対応してもらえると安心でした。