HD-595のつづき

島に帰っては来たものの、CLASSIKの機体はまだリン・ジャパンから帰ってきていませんでした。やむなくiBookのヘッドホンジャックに差して、iTunesで適当に次から次へと曲をかけてみました。
うわ。これは凄い。
MP3やACCってこんなにいい音が入っていたんですか! と謝りたくなるような素晴らしい音。
中島みゆきの「ホームにて」でバックの楽器たちがひたひたと増殖していく風情、「Under the Sea」(「リトル・マーメイド」)のパーカッションたちの跳ね回り方の元気よさ、その粒立ちと驚くばかりの音の数。そしてもちろんクラシックではテクスチャの裏側に回ったプレイヤーたちの息遣い、音の筆先が描いていく線が太くなり、また細くなるさまがはっきりと聞こえてきます。
なにもかも忘れて深夜まで聴きつづけました。
ともすれば低域のボリュームがふくらみすぎるような気もしますが、それにしても並行輸入品で約2万円という価格からは信じられないほどの音質です(飛は前に書いたとおり正規輸入品を購入)。
iBookiPodでアコースティック系を好んで聴かれる方にはぜひどこかで一聴して見られることをお勧めします。
さあ、あとはCLASSIKでノイズが乗るかどうか、それだけです。