デジタルカメラ

はじめてデジタルカメラを買ったのは、もう五年くらい前になるのかな、キヤノンのIXY200でした。
さすがに古くなってきたので、もうすぐワールドコンでもあるし、一念発起で新調しました。
今回購入したのは富士フィルムFinePix F31fd。広角もなく、光学ズームは三倍までだし、超高解像度というわけでもなく、フォルムはわりとずんぐりしています。しかしあちこちの評判を読むと、どうも、それがゆとりとしていい方向へ効いていて、高感度時のノイズの少なさや電池の持ちの良さとして発揮されているみたいです。まあ話半分だとしても、そういうなにげない機械というのは好感が持てます。
近所のヤマダ電機で買いましたが、1メガのカード付きで25,500円。ポイントが1700点くらい付いたので、わりと良い買い物だったように思います。(夢をこわさないよう、そっとしておいてください。)
付属のソフトにMacintosh用のものがあるのも、いいですね。
でもそれはインストールせず、いきなり接続してみたのですが、動画ファイルも含め、なんの問題もなくiPhoto 6.0.6で転送できました。
ところで。
デジタルカメラを欲しいなあ、と最初に思ったのは、ご多分に漏れずカシオのQV-10のとき。この機械がすぐれていたのは、「デジタルカメラというのは環境光をデジタイズするデバイスだ」ということを、さまざまな角度から製品の形にしていたことだと思います。
これの発売が13年前。『グラン・ヴァカンス』を本格的に書きはじめたころです。あの第1章に登場する硝視体(グラス・アイ)のふるまいには、飛のデジカメへの物欲が反映されていると思っていただいてかまいません(笑)。
ちなみにMosaicの開発はその前年。世界のありとあらゆる素材がデジタイズされる時代が始まろうとしていたのでした。