近況

うわ、すっかり更新をサボっていました。
で、野阿梓氏の大傑作『兇天使 (ハヤカワ文庫JA)』は飛の推薦文入りの帯つきで、もう店頭に並んでいます。解説の大森望氏も冒頭からもの凄い勢いで褒めちぎっていますが、あれでもまだ足りないくらい。
趣味に合うかも、と思われた方はすかさずカートに入れること。
カバーに使われた絵画について知りたい方は野阿氏のウェブサイトを参照のこと。
そのほかいろいろご報告。
SFが読みたい!〈2008年版〉発表!ベストSF2007 国内篇・海外篇」の102頁にあるとおり、出版芸術社から順次刊行されるアンソロジー日本SF全集」(全六巻)の第6巻に飛の短編が収録される予定。むかしSFマガジンにいちど載ったきりの、あの作品が再録されます。『象られた力』の時の言明(あの4作+「星窓」で旧作の公開は打ち止め)を撤回することになりますが、企画の誘惑には勝てませんでした。今後もこのようにいろいろ前言撤回しつつ生きていきたいと思います。(ひらきなおり)
さて『象られた力』の収録作でもある「デュオ」について、荒巻義雄氏がSpeculativejapanに評を書いてくださいました。(ただし雑誌掲載版についての評です。)それに対してお返事したりまた返事が返ってきたりして、往復書簡の様相を呈しております。ご興味のある方は2月9日のエントリからどうぞ。
最近寒くてあれこれ停滞しておりましたが、昨日あたり何本かメールが入ったりして、少しずつ再起動中。
昨日きょうと松江市の気温はやや暖かく、このまま行って欲しいところですが、飛の予想では3月後半か4月初めに雪が降るんじゃないかなあ……。(と書いておけば外れてくれるのではないか、と。)