超解像

次世代ディスク戦争に敗退した東芝が、現行DVDをより高画質に再生する機種を投入するという報道(確定的な情報ではないもよう)を小耳に挟み、画素のあいだを補間するアップコンバートならそんなに珍しい話でもない(ファロージャのラインダブラーとか枚挙にいとま無し)と思っていたら、「超解像」というのはたんなるキャッチコピーではなくて、れっきとした学術的な概念なのですね。
たとえば
こことか
こことか。
もしかしたら、人間もこんな処理をやって、じぶんの官能にゲタを履かせているのではないかなあ。
意識に引っかかってきたデータについては、脳の処理能力を厚めに配分して、ざくっと拾ってきたデータから補間データを生成しているとか。
あるいは、(自作の話で恐縮ですが)区界の描出のキメは粗くても、情報的似姿の方でいくらでも補間できるかもしれない。
面白いなあ。