ネタにマジレス

大阪府の橋本知事が、私立高校生と対話された件。
「所得が低い家庭の子女は公立高校へ行かれては如何ですか?」というのが知事のご主張のように思えます。
高校生たちは、府知事に「それでは知事は公立高校の定員は本来いくらであるべきとお考えですか」と問うてみるべきだったでしょう。
「保護されるのは義務教育まで」というのはひとつの見識と思われます。
と、同時に府のトップであれば(教育長であられるわけではないですけれども)、所得の低い家庭(だけではないですけれども)に府としてどれだけの定員を提供していくのかを明示されるべきと思います。
定員と志願者の比率が明らかになれば、知事の見識はより客観性のある根拠に支えられ、府民の納得と大いなる支持を得ることでしょう。