〈雲魂弐拾〉の開催要項を貼っておきます。
〈雲魂〉は、島根県でかなり昔から連綿と開催されているSFコンパ(コンベンションではない)。うんこん、と読みます。
途中三年くらい中断もありましたけど、ことしは二十回記念。
飛は一回も欠席したことはありません。
開催のご案内を貼り付けておきます。
ちなみに開催地の斐川(ひかわ)町は松江と出雲のあいだにある町です。
日本三美人の湯である、湯の川温泉が湧いています。
開催会場 斐川町社会福祉センター四季荘
http://www.web-sanin.co.jp/stay/sikiso/index.htm
開催日時:平成20年11月22日(土)〜23日(日)
参加費用:16000円(当日)14000円(事前払込)
下記問合せ先に下記項目を記入の上案内書をご請求いただきましたら、ご案内と共に参加費用振込用紙等、お送りいたします。
もしくは、電子メール問い合わせ先に下記項目を明記の上ご送信下さい、同じく、ご案内と共に参加費用振り込み用紙などお送りいたします。
お問い合わせ:〒699-0641 島根県簸川郡斐川町美南1016-1
神門方 雲魂実行委員会
電子メール問い合わせ先:uncon(・A・)fm2.seikyou.ne.jp
※顔文字はアットマークに置き換えてね。
事務局担当:神門(ごうど)博幸 実行委員長:松本泰光
メールでの申込も受け付けることになりました、以下の事項を記入の上、上記問い合わせ用メールアドレスに送信下さい、※のマークがついている項目は必須です。
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氏名(かな)※
住所(かな)※
電話番号※(無い場合無しとお書き下さい)
携帯番号(あれば)
年齢
性別※
緊急連絡先(かな)※
飲酒可否
喫煙可否
雲魂参加回数
持ち込み企画があればお書き下さい、当方で準備必要なもの、持ち込むものなどあればお願いします。
ほか、実行委員会へのご意見などございましたらお書き下さい。
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「ミノタウロス」(佐藤亜紀)
ふと思い立って、読了。こういう作品について何とかかんとかわかったような顔で述べるのは無理。なんとか呑みくだしたけどとうてい消化できず、いつまでも胃の腑の底で意地悪い(そうして倫理的な)蛙のように息づいていくと思います。そんな、一箇の生命。
新潟県って、十数年前に鉄道で通過しただけですけど、山ばっかりの島根に較べて田んぼが広いなあ、と車窓からながめていた記憶があります。雪がどかんと積もると、さぞかし寒いんでしょうね。
倹約家で簿記に長けてて風采の上がらない小男が、広い地所を持つ旦那に気に入られてまずまずの金をため込み、息子は金に飽かせてささやかな教養もどきを得る。
やがて世界は瓦解していき、全身を冷たく乾いた返り血に染めて、しかしときおり息子は本を読み、音楽を聴き分ける。
ところで株価は若干持ち直したようですが、中国も「人口のボーナス」はそろそろ先が見えているし、もう金融工学が好況を演出できる時代は終わりが近そうです。アメリカの泣きべそに快哉をさけんでいる人もいるんでしょうけど、でも、かつて冷戦の潮が引いたあと何が現出したか忘れてはいないでしょうか。夜郎自大のカウボーイをなつかしく思い返す日も、遠からず来るでしょう。
そのとき私たちは、陰鬱で大仰な〈トリスタン〉のヴィジュアルと軽やかなドニゼッティの旋律が絡まりあう様を観、聴いて――フェリーニとヴェルディでも、レオーネとモリコーネでも、宮崎駿とハレ晴レユカイでもいいのですが――涙を流すのです。
かつてあり、いまもあり、そして未来にもある、ひとつの情景。
あたらしいiPodnano
実物を見たらいやーディスプレイの美しいこと! フォント萌え、サムネイル萌えのひとには目の毒なのであった。
無性に欲しくなってしまったのであった。
買わねばならない理由をなんとか見つけようとするのであった。
でもぜんぜん見つからないのであった。