ズルしました。

入り口はすでに人が二筋に並んでいます。片方の列の最後尾に着くと、前方から当日参加の人のための用紙を配りに来られました。成程手際がいいね、と思っていたら、飛にもくれようとします。エントリだけは済ませてるんです、と言ったら「ここは当日受け付けの列で」と。
あらまあ、と別の列に並びなおす。
それにしてもすんげえ蒸し暑い日で、夜行を降りたときに着替えたシャツがじたじたしてきます。うー、あと二十分か、と思っていたら横のほうで「企画参加者は早くはいれるんだけど」との声。え、ほんとですか、ぼく企画に出る出ます出ることになってるんですと小躍りして入場。手続きをすませ、名札に貼る濃い茶色のリボンをもらう。グリーンルーム(プロや企画運営者のための総合控え室)に入って、人心地。水野良氏や東京創元社ただひとりのSF編集者コハマ氏にあいさつ。わ、飛の向かいにすわってるのは「アニメ・マエストロ」の氷川竜介氏だよ、テレビそっくりだ。などと落ちつかず。
廊下に出て窓から階下を見下ろせば入場を待つ人の列が、見ろ、アリのようだ。ムスカなら哄笑するところでしょう。え、飛ですか? いえいえとんでもない。
(なんだか全然本題にはいりませんが、そのぶん、入念に記述していきますので。)