小さなお茶会

大会参加を決める前から、やまもと”柴野拓美賞”ようこ氏からお誘いがあった企画でした。
こうした催しは(も少し人数多めでしたが)2003年のSFセミナー、2004年の京フェスにつづいて3回目になるでしょうか。ちょっとカミングアウトに抵抗ありますが、飛は自作について語るのが実は大好きなので、こうした企画はわりと好き。10人足らずのお客様を相手にいろいろとお話しをしました。飛の地元の地方コン常連が4割くらいいたのかな。おいでくださった方々ありがとうございました。(結局定員割れだったのかな?)
せっかく来ていただいたので、美麗な星雲賞副賞と緑のリボンをご披露(見せびらかしたくて仕方なかったらしい)。大会参加者からプレゼントにいただいたきれいなガラス玉やとんぼ玉とともに陳列。人数が少ないので油断し、これまでだれにも話したことがないような自作の意図などもお話ししてしまいました。
読者の感想は、あとがきや解説にむちゃくちゃ影響される、ということとか。
『グラン・ヴァカンス』で一所懸命書いたのに読み手に全然伝わっておらず、頭にきて「ラギッド・ガール」で念入りに説明し直したこととは何だったか、とか。
『空の園丁』第1部第1節は露骨に某氏の文体を模写していますが意図あってのこと、とか。
『グラン・ヴァカンス』のマーケティング的デザインは「少し昔にわりとサンリオSF文庫が好きだったんだけれども、その後あんまりSFを読まなかった、30代後半女性向けライトノベル」というもの(これはむろん冗談。というかそんなニッチは市場は存在しません)とか。
スキーをしている人、という風景の別の見かた、とか。
まあそんなお話し。
11時30分に企画終了、飛は「SFヘキサゴン」の会場へと移ります。