「海へ」(高木綾子、福田進一)

海へ
このアルバムのナンバーをメインに据えた高木氏と福田氏のコンサートが、12月に松江で開催されます。その予習を兼ねて(でもまだチケットを買っていない。)買いました。ピアソラの「タンゴの歴史」、武満の「海へ」を二本柱にしてラテン系の小品をちりばめた魅力的なプログラム。フルートと撥弦楽器(ハープとか)って相性がいいですよね。
フルート奏者の高木氏は以前、島根県のアマチュアオーケストラのソリストとしてモーツァルトのフルート協奏曲を演奏されたことがあり、飛はそれを聴いています。ここでもパワーとコントロールがバランスしたいい音が聴け、福田氏のギターはさすがの貫録。聞き込んでいないので感想は控えますが、長く楽しめそうな気がします。イベールの「イストワール」は2曲だけの収録。NAXOSのカタログにもCDがあって、そうか全10曲あるんですね(こちらはピアノソロ版ですけど)、しゃれた楽しさがある曲なのでもっと聴いてみたくなりました*1。あとBozzaとかBollingとかさりげない良さのある曲もいいですね。

*1:だれか聴いたことのある方、NAXOS盤の演奏のできを教えてくだされ。