2日(その2)ハードSF企画

菊池誠氏が阪大で企画されたSF作家によるセミナーのシリーズをSF大会に持ち込んだもの。
小林泰三氏、野尻抱介氏、林譲治氏、堀晃氏の四氏がスライドを用意し、それぞれに発表、お互いにコメントしあうというもの。冒頭からプロジェクターへの接続ケーブルがなかったり(来場者のおひとりがさっと手を上げて「私持ってきてます。三メートルでいいですか!」)、つないだもののなかなか光が出てこなかったり。まあ機材不調はお約束ということで。このときの写真は野尻抱介氏のサイトに載っています。
冒頭小林氏の「ホラーと銘打ちつつSFを書くためには」はついつい吹きだしてしまう名調子。場内爆笑。
個人的には野尻氏がさりげなく放った科白「ハードSF作家はたいていひとつかふたつの核となるものを持っている。誰それ(海外作家の具体名)は○○と××。この人(堀氏)の場合は保存則」(記憶の細部はあいまいです。だれか訂正を求む)が印象深かった。あと最前列にすわっていたロケットガールの人とか。
「参加者はレポートを僕に提出してくれれば、2単位あげます」と余裕で締めた菊池氏、まさか午後、あんなにテンパることになるとは^^。