二次会

東野司氏の奥様とお喋りをしながら二次会場へ。たしか有楽町のHMVが入っているビルのそば? なんかもうよく分かりません。
受賞者テーブルにはなんだか人が寄りつかず、後のほうで参加してきた、大森望三村美衣小浜徹也、香月祥宏各氏らに声をかけて座ってもらいました。くだらない話を山ほど。

  • 飛とカルトっぽい集団が対決した話
  • 生命保険と病気にまつわるいろいろ(もうそういう歳だよね)
  • 三村美衣は「鉄」ではないか
  • KT氏が小説書けんといって相談した相手は間違っとる。>飛に相談すればよい。もっと書けなくなるから。

あと三村氏から「「デュオ」をさしおいて「象られた力」が2位なのはどうよ」と。いやだから私にそれを言われても……。ま、「デュオ」は名作、「象力」は傑作ということでひとつ納得していただきたい(意味不明)。
このテーブルはわりと人が出入りしていまして、新城氏や塩澤氏なども。やがて北野勇作氏がやってきて

北野氏「あの、『腕をふりまわす』ゆーのが、凄くよくわかるんです」
飛  「そうでしょう? 子どものときって、ふつう腕をふりまわしますよね」
北野氏「ふつう腕をふりまわします」(断言)
飛  「塩澤さん聞きましたか。やっぱりふつう腕をふりまわしますよ」
塩澤氏「(煙草を吸っている)」
飛  「以前書いておられた『小説を掘り出すようにして書いていく』というの、あれ凄くよくわかりました」
北野氏「そうでしょう」
飛  「書いているうちに、突如小説の辻褄が合いますよね」
北野氏「なにが楽しいて、それが気持ち良くて小説を書いているようなもんです」
飛  「そうですよね!」(やったあ)

以下、北野氏によれば「構想を立てて小説を書くと辻褄の合わないこともあるが、掘り出しているかぎりは(あらかじめ完成されているのを掘り出しているので)ぜったいに辻褄が合う」とのこと。いやほんと、あの「突如辻褄が合う」快感はじっさいやみつきになります。あと北野氏によればJコレ作家の○○○○氏もきっと「腕をふりまわす」タイプに違いないらしい。
あと「横道氏の飛論、全然わかりませ〜ん(はあと)」と因縁をふっかけたのは私です。いや酔っぱらっていて読解できなかっただけなので、大変申し訳ない。あのあとしらふできちんと読み返しました。
山田正紀氏のあいさつで二次会はお開き。幹事の東野さん、お世話になりました。
下へ降りたところで、おお、あれは野阿梓氏ではないか(初対面!)。噂の長駆を見上げるようにしてごあいさつ。

野阿氏「10年間も何してたの」
飛  「長篇書いてたんです」
野阿氏「継続は力だなあ」
飛  (内心の声)新作はやく読みたいですよぉ……。