2004-09-05から1日間の記事一覧

欲望

エンターテインメント小説は読者の欲望に奉仕しようとし、純文学は作者がじぶんの欲望をさぐるために書かれる。 いや、もちろんこの中間には無数のスペクトラムがありえます。現実にはこれほど極端ではない。 それに作者と読者の欲望は必ずしも別とはかぎら…

『ケルベロス第五の首』(ジーン・ウルフ)

ちょっと怖いもの見たさ(笑)だったのですが(失礼な話ですね)、第1部は意外とすんなり楽しめました。濃厚かつ幻惑的なムード、霧に巻かれたような不安。すばらしい。恐がらずに読むことをおすすめします。コツはこまかい謎なんか気にしないこと。 しかし…

余談ですが、

《オテロ》も入れて3組CDをレジに出し、勘定してもらったら 「13,760円です(にこにこ)」 「えっ……。(しかし3,000円を超える単品はなし)あの、3枚で……13,000円ですか?」 「いえ。13,760円です(にこにこ)」 結局7,000円足らずでした。(ゴルァ)

歌劇《オテロ》(ヴェルディ)

ドイツ語による演唱のCD。ハイライトです。録音の存在はかなり以前から知っていましたが、これは二年前に国内で発売されたもの。1967年6月録音。配役などは次のとおり。 デスデモーナ テレサ・ストラータス オテロ ヴォルフガング・ヴィントガッセン イア…