飛の本

視界不良

ほんと、あとさき考えずに書きはじめるから苦労するんだよね。時間もかかるし。 いまんとこ飛の自己ベスト、というかいちばん遠くまでかっ飛ばせた作品は「ラギッド・ガール」(SFマガジン2004年2月号)だと思っていますが、これもほんとに何も考えず…

昨日のつづき

……というわけなので、ひいきの作家や作品がある人は、その愛を語るとよろしかろうと思います。(まわりの人に押しつけろという意味ではありません、念の為)飛の場合がそうだったように、遅すぎるということは、けっしてありませんので。

解説者

『象られた力』の解説は、SFレビュアーの香月祥宏氏が執筆されます。……あれは2000年ごろでしょうか、飛がまだ『グラン・ヴァカンス』の原型をいじくりまわしていた頃です。『飛浩隆作品集』が少しずつ人目にふれはじめると、その反応が気になりだします。…

選んだ4作について

今回の作品集のお話しがあったたとき、作品の選定方針にふたつの選択肢がありました。ひとつは個人全集的に過去のSFマガジン掲載作を網羅する(あるいはそこまでいかなくても広めに作品を選ぶ)もの、もうひとつががっしりした中篇を中心に編んでいく、と…

飛浩隆作品集1

まだ残部が岡田氏のところに多少はあったようです。(やれやれ) 販売再開するかどうかは岡田氏の考え次第であるもよう。(もちろん飛がとやかく言うことはありません。)作品集1に入っているもののうち、今度の中篇集に収められる作品はありません。 目次…

カバーデザイン

は、岩郷重力氏。ヤッター!(甲高い声で) あなたがもし『グラン・ヴァカンス』を読んで「美しい」とか「夏」とかいう感想や印象を持ったとしたら、その70%はあのカバーのおかげです。脳裡に小説の場面が絵で浮かんだ、という人も、あのカバーが呼び水に…

神魂別冊「飛浩隆作品集1〜3」

2000年〜2002年にかけて、岡田忠宏氏の編集で刊行されたファン出版物です。 1992年の「デュオ」以降、新作に難航してどうにも身動きがつかなかった時期がありました。 そのころの飛は完全な中折れ状態で、執筆もなかば放棄、SFマガジンも買わず本も読まずで…

なんか、終わったみたいです。 寝よう寝よう。

最後の難関

ひー。この期に及んで……(以下省略。)いやほんとにSZさん(仮名レベルをアップ)は、追究の手をけっしてゆるめない人だとわかりました。SFマガジン(ウルフ特集号)と『グアルディア』(Jコレ最新刊)もよろしく。 えと、『象られた力』ですがAmazonで…

〈ムザヒーブ〉

……と〈タブヒーブ〉という固有名詞が中篇「象られた力」には出てきます。作品世界に出てくる惑星とその衛星。これの語源を書いた本があったはず、と実家の本棚をあさって見つけ出したのが『幻想の中世』(ユルジス・バルトルシャイティス、西野嘉章訳、リブ…

『グラン・ヴァカンス』ISBN: 415208443X

を。Amazonのランキングが9,142に上昇している(21:05現在)。こないだ見たときは200,000になりかかっていましたが。 この本はまだ重版もかかっていないし、いくら売れてもちっとも困りません。

一夜あけて

いやあ、よく寝た。 あ、いかん。

ゲラ第2陣(3)などなど

前回のゲラは飛が提出したデータを(行数、字数をととのえた上で)そのまんまプリントアウトしたもの(おそらく早川書房内部で作成されたもの)で、今回は印刷所が作ったいわゆる「本ゲラ」ということになります。前回のにくらべて(あたりまえの話ですが)…

ゲラ2陣到着

なかなか到着しないので、スーパーへ行ってゴーヤを買ってきて、なんちゃってゴーヤチャンプルの支度をしていたら(いや、つくりかたを知らないんですよね。まあなんとかなるでしょう。食べるのは飛ひとりなので。)配達がありました。やはりお盆は道路がむ…

ゲラ第2陣

さっき帰宅しました。(今日はスーパースペシャルで早帰り。) だのにまだ来ていませんよ、ゲラ?

明鏡止水

……の心境というべきでしょうか。先週の直しになんとかOKがでました。ありがとう神様。あとはもう1回校正があるだけ。えっと、どうもほんとうに本が出るようですよ、奥さん! 飛を遅筆作家に分類している人がいるようですが、この際はっきり言っておきます…

『空の園丁』とか

〈廃園の天使〉第2話ですが、執筆のためのメモをちょっと読み返してみました。なつかしいな。何年ぶりかなあ? (冗談です) 準備作業はほとんどNewNOTEPAD Proを使っています。ルビが付けられて、このまま入稿できるなら、全作業をこの上で行いたいくらい…

Kaleidoscape

……というのが今度の本の副題(あるいは英題)になっています。(刊行予告では書名の一部になっていますが、最終的にそこまでの位置づけになるかどうかは未定。) 中篇「象られた力」は1988年の発表ですが、その中ですでにこの言葉を(一回だけ、ある言葉のル…

原稿修正中(続)

窮地に追い込まれますた(笑)。

原稿修正中

そうか! うん、それでいけるぞ。 やったー、やったー、万歳々々。 ちゃんと伏線書いてあるじゃん(笑)。えらいよオレ。

続行

あたまにでかいアイス枕をのせて、ゲラ直し(というか原稿打ち直し)をやっています。 こうして飛の一週早い夏休みは過ぎてゆく。 あー、そろそろ集中力が途切れてきました。 かき氷つくってくれ>奥さんの人

復活

気を取り直しました。

難破

さっきMicrosoftWordが予期せぬ終了をしました。 あれ? 神さまの ば か 。

早起き

いま起きてきました。

ゲラ(続)

さきほど「デュオ」の著者校を発送しました。 残るは「象られた力」のみ。さっきから縦にしたり斜めにしたりしながら、読んでいます。まだ赤ペンはまったく入れていません。というか赤ペン程度ではどうにもならない問題があったりして。

そうこうしているうちに「象られた力」のゲラも到着してしまいました(おろおろ)。缶ビールを飲みながら、指摘への反論をA4にびっしり書き出しているうちに、だんだん自信がなくなり終いにはもうなにがなんだか(おろおろ)。

電話打ち合わせ

昨夜21時30分頃。 いちばんてこずっている1本、改稿版の納品が遅れに遅れた1作のようやくゲラができたようで「明日届きます」と早川書房の塩澤氏から電話。「えー、それで中にも書いてあるんですが……」と、修正点というか問題点のさらなる指摘がありました。…

ゲラ

というわけでけさ3時から起き出し、3本到着したうち、2本を終了。もう少ししたらコンビニへ発送に行こうかと思っています。毎度のことながらつまらないミスばっかりでほんと、申し訳ありません。>S澤様、校閲担当者様 もっとも難関なのは、あとに残った一…

到着

ゲラが届かないうちに「スパイダーマン2」のレイトショーに行こうと思っていたら、宅配のお兄さんが……。 ええ、台風も接近中ですし外出は中止しましたとも。>S澤さま

首を洗って待つ

9月刊(予定)の『象られた力』には4作品を収録予定で、これらはいずれも92年以前に書いたもの。 現在、いちおうの直しを終えて早川書房に原稿をお預けしている段階です。 まもなく、担当編集氏のチェックがばしばし入ったゲラが送られてくるはず。いつもこ…