2008-01-01から1年間の記事一覧

あの動画

以上を書き終えてさあ寝ようと思い、その前にあの動画を確認しました。 『グラン・ヴァカンス』が市場に上がっとる……。しかも5冊売れた……。 タグに「魔述師」*1。コメントには「犀肌」「蜘蛛」「ラテルナ・マギカ」「小隅レイ」*2。「脳がしゅっと」まで……(…

「電脳コイル (ロマンアルバム)」(徳間書店)

磯光雄監督とのQ&A、そのNo.10(99ページ)を読んで驚愕。 私が自分で考えた造語に「雌型の実在」というものがあります。 それがどのようなものか、ぜひ本書をご覧ください。 飛は「蜘蛛の王」(『ラギッド・ガール』295ページ)で「実存の雌型」というコト…

「パンズ・ラビリンス」(ギレルモ・デル・トロ)

島根県民会館でもう30年以上も続いているホール上映企画「名画劇場」で。 ファンタジーを支える想像力は苛烈な現実とけっして切り離すことができないと教えてくれる――否、切り離してはならないのだと突きつけてくる、その認識に居ずまいを正される秀作。その…

あの動画(続)

コメントはじょじょに増えつつあります(笑)。 ここを読んでのことか分かりませんが、みなさんありがとう! (ほかの動画もよろしくネッ) それにしても思うのは、コメント欄といい、このニコニコ市場といい、利用者の参加をいざなう仕掛けの心憎いさじ加減…

昨日のエントリについて

野田篤司氏ご本人に読んでいただけたそうで、うわ、お粗末なエントリで申し訳ありませんでした。(と、ここで書いて意味があるのか……) 「『難しい技術』を『簡単な技術の組合せ』に」というフレーズには、エンジニアリングの要諦が含まれている、というかそ…

あの動画にあれがリンク

もいっかい見直してみたら、「なぜか売れる『ラギッド・ガール』 」タグがついとる……。 『グラン・ヴァカンス』をおすすめするコメントを入れてくれたひと、心からありがとう! 『ラギッド・ガール』Amazonの出荷はいま3〜5週間になっているので、まずは『…

「本」というわけではないのですが

新作短編のタイトルだけ公開しておきます。 「はるかな響き Ein leiser Tone」 このタイトルを見て、ははんシュレーカーね、と即断したマニアなあなたは早まり過ぎです。あちらの原題は、"Der Ferne Klang"。 こっちの欧文タイトルは別のところから持ってき…

名言をメモ

野尻ボード経由で。 マツドサイエンティスト・研究日誌【人類は宇宙へ飛び出そう まずは小惑星から】 第5章 筆者の野田篤司氏はJAXAの宇宙機エンジニアとして著名。 だけど、悪いが、期待は裏切らせてもらう。 小惑星の開拓に使う宇宙船は、見るも無残な「…

日本SF全集全6巻

収録作が公表されましたね。 すごいすごい。 「現在交渉中の先生もおられますので、決定いたしましたら、随時更新していきます」とのこと。 お金のない人は、近場の図書館にリクエストを出そう!

書き上がりましたので

とっとと送稿しました。(2:42) 採用されるといいんだが……。 発表の媒体は、またお知らせします。さあ、あとは長篇を再開するのみ。ひとねむりしてから考えよう。

なんか脱稿した。(01:25)

読んでみる。 わけわかんね。

ミクたんありがとう

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1970577 二冊も売れました。(なんでここにでているのか不明ですが……。)

近況

ゴールデンウィークは特に行楽に出かける予定はありません。 半径徒歩30分圏内を散歩する程度で。 出勤はカレンダー通り。そのあいまに小説をぽつぽつと。 そろそろ脱稿しないとナ。いま55枚くらい。エンディングが思いつかない。書いたところももうすこし刈…

日本SF全集全6巻

告知がでましたね。

チャールトン・ヘストン死す

中学生の時「十戒」のリバイバル上映があって、いまはもうない「松江中央劇場」で観たんだよな。洋画を見はじめて間がないときでしたが、面白かったなあ。歴史スペクタクル映画がなぜか好きでねえ……。ひとがうじゃうじゃいる画面が好きだったんですよ。なん…

執筆状況

ひきつづき呻吟中。あーうー。 参考図書として「ユーザーイリュージョン―意識という幻想」をいまごろ読んでいます。不勉強ゆえ、いままで存在さえ知らなかった本。 読んでびっくり! 制作中の作品の大ネタの一部として考えていたものがすでに書かれています…

近況

短篇小説を書いています。 今年前半に発表する予定。 50〜60枚くらいになりそう。 さいきんの「美しくて残酷」路線からは一線を画し、「読者( ゚д゚)ポカーン」路線で行くつもり*1。 今まで書いたことのない媒体むけ。 めずらしく、書き上げる前からこんなことを…

因果的提灯

……って言葉があるんですね。なんか、面白いなあ。コミカルな感じ。 ここ参照 http://ja.wikipedia.org/wiki/因果的閉鎖性はっ、Laterna Magika!

近況

うわ、すっかり更新をサボっていました。 で、野阿梓氏の大傑作『兇天使 (ハヤカワ文庫JA)』は飛の推薦文入りの帯つきで、もう店頭に並んでいます。解説の大森望氏も冒頭からもの凄い勢いで褒めちぎっていますが、あれでもまだ足りないくらい。 趣味に合うか…

日本SF大賞

同じ日に授賞式の案内状と、選評のゲラ(「SFJapan」の今度の号に載ります)が届きました。 授賞式にはたぶん出られないなあ。受賞者にはぜひ感謝のことばをお伝えしたかったのですが、残念! 田舎住まいはこういうところで割を食いますね。 選評は、読み返…

『兇天使』(野阿梓)

いよいよ書影が掲示されましたね。(ハヤカワ・オンライン)かっこいいなあ。 飛のオールタイムベストのひとつだと、ことあるごとに書いてきた日本SF史上の大傑作がいよいよ新装、復刊成りました。長年の念願のひとつであり、実はこんなところでおねだりな…

web二題(その2)

Speculativejapanにて、荒巻義雄氏が飛の中編小説「デュオ」(ただしSFマガジン掲載版)の論評を(書き下ろしで!)エントリしておられます。 ご一読を。

web二題(その1)

以前書いたのですが、SecondLifeの日経BP島で行われている建築デモに参加しています。というか、端のほうでちょっと思いつきを口にした程度ですけれども。(SFマガジンの二色ページでも紹介されました。) そのデモムービーが、こんどのSIGGRAPHにエントリ…

Nippon2007参加者の皆様へ

ぜひこちらをご覧ください。 また、ウェブサイト、ブログをお持ちの方は広めていただくと、吉。

『Boy’s Surface (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)』(円城塔)

まだよみかけ。(「Your Heads Only」の途中まで。) なぜピンクなんだろうと思いつつ読み進め、帯の「恋愛小説」で Σ ハッと気がついた。 バレンタイン狙い……。

二つ名メーカー

飛浩隆さんの二つ名は… 「幻視方程式(メカニカルビジョン)」 です。 んーと、んーと……なぜ方程式がメカニカル?(悩んでいる)。

『伯林星列(ベルリン・コンステラティオーン)』(野阿梓)ついに刊行!

いや待ってみるもんですね。出るときには、本は出るんだ。 やれうれしや。せーの、ポチ、と。 届くのが楽しみだな。 801成分満載だそうですから、女性のみなさまもぜひどうぞ。 まだAmazonに書影はないけれども、リンクは張っておこうっと。

Appleの新商品たち

MacBook Airが話題騒然ですね。きょねんがiPhoneとLeopardに注力した年だとすれば、ことしはMacの刷新にとりかかるのかなあ。 その先兵にAirが出てきたということは、後続のラインナップにはAirではカバーしない機能を付してくるはずで、たぶんそれはBlu-ray…

『Boy's Surface』(円城塔)

書影が掲示されましたね。今度はこの色か。うわあ……。 昨秋、塩澤さんと打ち合わせしたとき、本の色について「ふつーに考えると青なんですけど、それではちょっと面白くなくて」という意味のことを言っておられましたが、それがこうなりましたか。 表題作は…

三が日もおわり

あすからまた出勤。 課題図書関係の作業はひとまず終了。 こんどは、むかし書いた、ある短編を読み返してみたり。 うーむ、これはひどい。ひどすぎる。(悶)