2006-01-01から1年間の記事一覧

インタビュー掲載

ぴあが発行している〈インビテーション(Invitation)〉の12月号に、飛のショートインタビューが載っています。聴き手は音楽評論家の佐々木敦氏です。 同誌は大判カラーのカルチャー誌。それにフィットした質問だったので、ちょっと頭よさげな回答をしてみま…

「トイ・ストーリー2」

WOWOWの録画を試聴。ジェシーの回想シーンはいけません。滂沱の涙。 おもちゃであることを自覚し、その制約の中で十全な生を生きようとするキャラクタたちの姿を見ていて、ふと〈廃園の天使〉の発想のルーツのひとつはここにあるかもしれない、と思い当たり…

ドメスティックな暴力について

NHKの番組「クローズアップ現代」で介護老人施設における介護職員のストレス増加をとりあげていました。夕食を作りながら背中で聴いていた部分もありましたが大意は ユニットケアが導入されたことで、介護職員と処遇を受ける高齢者の密着度が増す。 介護報酬…

大荒れ

日本海側を中心に、ひどい天気。島もまたまた大途絶。寒い寒い。 北海道では竜巻と思われる突風で多数の方が死傷されました。

近況

連休中は、鳥取の大山のホテルに親子三人で泊まってきました。すばらしい上天気。桝水のまつおか食道でおこわを買いました。折り詰め弁当でも売っています。これがなかなかおいしいのですよ。つけあわせのお漬け物は季節によって変わる自家製。

こんなん出た。

あいたたたた。早まったか。 ところで記念で買っちゃったiPodnano(PRODUCT)RED 4GBですが、じつにあざやかなラギッド・ガール・カラーなんで思わず“Anna_Kaski”と命名しました(笑)。お化粧道具の中にしのばせておいても違和感がないほどきれいです。

ランキングも収集中

楽天ブックス(SF・ホラー)。わーいわーい。

趣味

新刊が出たあと、ありとあらゆる検索エンジンを使って感想を収集しています(ふふふ)。 いい趣味だとは思いませんが、なにが楽しいってこれがあるから小説を書いていられるようなものです。これまでしつこく書いてきたように、どんなに貶してあってもまった…

ランキング3位その後(自虐)。

影も形もありません。るーるーるー(秋風)。 飛といっしょに売れ行きに一喜一憂したい方はこちらの書店をどうぞ。在庫(売れ残り)が毎日更新されてます。

『ラギッド・ガール』刊行記念、買ってくれくれロード

雲魂拾八。 今年ももちろん参加します。出雲地方で唯一現存する、最古のSFコンパ。 会場は昨年と同じく「斐川町社会福祉センター 四季荘」。平成18年11月18日(土)〜19日(日)です。 いつものみなさんも、新顔のみなさんもよろしくかわいがってやってく…

鮭の昆布締め(その後)

結局ゆうべ(月曜日)に食べ切りました。 昆布締めをする利点は、おおまかに言って 食べ物の水分を取り除き、味をよくし、保存性を高める 食べ物に昆布のうまみが移っておいしくなる。 のふたつでしょうか。 前に書いた通り、ひどく水っぽいサーモンでしたけ…

『ラギッド・ガール』その12

「魔述師」について(その3) で、なんでチェコっぽい舞台にしたかというと、この国が紀元前からの長い「人形劇」の歴史をもっているからです*1。その点で、モーリス・コンヒスを移入する素地がある、と判断しました。 ハプスブルク家の傘下に長く組み込ま…

『ラギッド・ガール』その11

「魔述師」について(その2) 本作について自慢できることがひとつあるとしたら、それは 『地球の歩き方 チェコ ポーランド スロヴァキア』1冊だけでこの中篇を書いた、と言うこと。 どうです凄いでしょう。(あっ、軽蔑の眼差しが痛いっ)

こんなのみつけた。

この「商品?介」の最後の方までたぐってみると、 夜沼之中…………………………[日]?浩隆 著 ?玲、?真、?? ??浩隆1960年出生于日本?根?,??于?根大学。1983年9月在《SF?志》上?表?女作《?本:猿之手》,随后???作了?多中短篇。1992年?表《二重奏》之后,他一度陷入?…

「チャーリーとチョコレート工場 [DVD]」(ティム・バートン)

いまごろようやくDVDで初見。 13インチのMacBookで観るのが惜しいような、幸せな画面。いたぶられっ子の見返し願望を充足させる展開、悪夢的な増殖と発展の感覚、うずまきを徹底したビジュアルを堪能しました。 『ビッグ・フィッシュ』のごとき自己治療系…

『ラギッド・ガール』その10

新作「魔述師」について(その1) すでにお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、〈ズナームカ〉のパート、その物語の枠にはジョン・ファウルズの「魔術師」(リンクは過去の日記。飛のこの作品に対する意見が書いてあります。)*1 *2を少々借用しています…

追記

というわけで――ああ食べた食べた。 豆は三分割してジップロックへ。もうすこし冷めたら冷凍庫です。 鮭はひどく水っぽくて香りも低調でした。昆布じめにして正解かな。あしたの晩、食べてみよう。 しかしあれはいけません。>すりこぎ。重さが足りないので、…

ゆったり

ひさびさにこれといった用もない休日。 ゆうべメールで送られてきていたインタビュー原稿も、午前中にはチェックが終わって返送。お世話になりました。>各位 夕方帰ってきて、食事の仕込み。 刺し身用サーモンのブロック200グラムはぶ厚くスライスし、三分…

ランキング3位

ここかっ!*1 ありがたや、ありがたや。 *1:2006.10.16〜2006.10.22のところ

『マインド・イーター』(水見稜)

Amazonマーケットプレイスから1円の品がことごとく消えている……。1日で。 いまは218円が最安値です。 いまなら『兇天使』(野阿梓)(上)*1(下)*2も各1円からですよ。 というか、どこの版元でもいいからとっとと復刊して! *1:「巨大なモーターサイク…

メールインタビュー

ついさっき(23:20ごろ)やっと返送しました。遅くなってすみません。 スペースは1ページ分と聞いていましたが、質問じたいがすでにそれをオーバーしているような気が……。で、飛も意気に感じて大サービスで返事を書きました。掲載誌やインタビューアについ…

My Favorite SF

本日刊行の〈S-Fマガジン〉で巻頭エッセイを書いています。SF作家がひとつずつ「心の一冊」を挙げるもの。 飛は水見稜氏の『マインド・イーター』について書きました。この作品には、返し切れないほどの恩があります。一般には入手困難かもしれませんが*1…

ほんまかいな

「めざましテレビ」という朝の番組のBOOKランキングで、『ラギッド・ガール』が第3位だったそうです。このちょっと下のほうのコメント欄で知りました。錆猫さん情報感謝。 しかしほんまかいな。こんなマイナー一本槍みたいな本が。10月22日に早川書房が朝日…

近況

うーん、奥さんの人に風邪をうつされたみたい。目も重たいです。 某誌からのメールインタビュー、締め切りがあしたなのですけれど、昨日のうちに半分くらい書いてあるし、きょうは早めに寝ようかな。

晩ご飯

奥さんの人の調子がいまいちなので、晩ご飯を作りました。 スーパーのお刺し身、たことキュウリとわかめの酢の物、アボカドとえびのサラダ、豚汁。ご馳走だ! これまでアボカドはダイスに切ってマヨネーズとレモンで和えていましたが、今回は一部をとりわけ…

本当にあったちょっといい話(その3。ひさしぶりだな)

近くのSATYへ家族で買い物に行って、ミスタードーナツに入ったのです。カードをスクラッチしたら、なんと生まれて初めて「当たり」が! 「丼とれんげのセット」をもらって家族三人でにこにこしていたら、となりに座っていた若くて可愛らしい女性(二人組)か…

『ラギッド・ガール』その9

緻密に世界を構築する……というのが苦手なわけです。 苦手というか、あんまり関心ないんですよね。 銀河帝国の通貨や度量衡の単位を事細かく定めることに、なんの意味があるのかよく分からない。メートル法でいいでショと思ってしまう。架空世界を描くのであ…

Amazon在庫切れ

あらら。注文できなくなってら……。 まあもともと小部数ですので もし買ってやろうという奇特な方がおられましたら(特に都会にお住まいの方)、書店でもお求めください。刊行直後の、週末の店頭での売り上げ動向ってのがけっこう重視されるらしいです。飛に…

『ラギッド・ガール』その8

本日はつばい。ラギッド・ガール―廃園の天使〈2〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)作者: 飛浩隆出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 85回この商品を含むブログ (126件) を見るAmazonで予約が始まっています。…

買っちゃった。(はあと)

赤いものをー!